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紛争鉱物に関する10のポイント

Accuris は毎年、顧客とともに紛争鉱物プログラムの対応を進めています。多くの企業が報告年2024のプログラムについて検討を始める時期となっている今、紛争鉱物プログラムを成功させるための当社のトップ10のポイントを改めて確認する絶好の機会と言えるでしょう。

紛争鉱物に関する10のポイント

Accuris は毎年、顧客とともに紛争鉱物プログラムの対応を進めています。多くの企業が報告年2024のプログラムについて検討を始める時期となっている今、紛争鉱物プログラムを成功させるための当社のトップ10のポイントを改めて確認する絶好の機会と言えるでしょう。

  1. 早めに着手しましょう! 合理的な原産国調査(RCOI)に含めるサプライヤーの整理は、年間を通して進めておくべき重要なステップです。3TG を含む可能性が現実的にある部品や材料を提供しているサプライヤーに対象を絞ります。それ以外のサプライヤーやサービス提供者は除外し、RCOI の対象となるサプライヤー数と、それに伴う作業量の目安を把握します。対象となるサプライヤーには、RCOI に含まれる予定であることを事前に知らせ、対応に関する認識を共有しておきます。新規サプライヤーの登録時にも、このような説明を行うと効果的です。
  2. 過去の報告書を活用する。前年のサプライヤー回答を確認します。サプライヤーが製品に3TGを使用していないと報告しており、変更がない場合は、本年度の対応対象から除外することも検討できます。この方法により、作業時間の削減、サプライヤーの負担軽減、そしてより簡潔な報告につながります。
  3. サプライヤーのCMRT整備を支援し、自社のCMRTも整備する。すべての企業が十分に整備された紛争鉱物対応体制を持っているとは限らず、そのことが自社の報告にも影響する可能性があります。毎年の対応を、サプライヤーから提供される情報を見直し、具体的なフィードバックを通じて改善を促す機会として活用します。最新の紛争鉱物管理ソフトウェアを活用すれば、サプライヤーへのフィードバックを自動化し、問題点の指摘や報告内容の改善提案を行うことが可能です。
  4. 自動化ツールを活用する。 多くの企業では、依然として手作業でサプライヤーからCMRTデータを収集・分析しています。自動化ツールを導入することで、このプロセスを効率化し、サプライヤーとの連絡管理、進捗の追跡、CMRTデータの集約、さらに年ごとのデータの保管を行うことができます。Accuris(旧IHS)が提供するConflict Minerals Platformも、こうした用途に対応するツールの一つです。
  5. 関係部門によるチームを編成する。 コンフリクトミネラル対応プログラムを成功させるには、社内の複数部門の関与が欠かせません。サプライチェーン、コンプライアンス、法務、調達などの担当者と連携し、紛争鉱物への対応方針を総合的に進めることが重要です。
  6. 同業他社の方針や公開資料を確認する。他社の取り組みを把握するには、米国SECのEDGARサイト(www.sec.gov/edgar/search )で各社のSD/CMR(特別開示/紛争鉱物報告)提出書類を確認します。これらの資料には、対応方針や指標が記載されており、自社の取り組みを見直す際の参考になります。
  7. 紛争鉱物への対応の重要性を理解する。企業が紛争鉱物対応に取り組む理由はさまざまであり、SECへの提出義務、顧客からの要請、企業としての目標などが挙げられます。
  8. RMIへの加盟も選択肢の一つです。加盟により、合理的原産国調査(RCOI)データ、施設データベース、グローバルリスクマッピングプラットフォームへのアクセスなどの利点が得られます。詳しくはwww.responsiblemineralsinitiative.org をご覧ください。
  9. 紛争鉱物に関する情報を戦略的に活用する。紛争鉱物対応の取り組みによって、制裁対象国に所在する製錬所が特定される場合があり、これによりサプライチェーン上のリスクへの対応が可能になります。
  10. 前年の対応状況を振り返る。デューデリジェンスの強化、研修への投資、ステークホルダーとのエンゲージメントの拡大、社内サプライチェーンの見直しなど、実施した取り組みとその成果を示すことで、年次での改善を明確にします。

これらのポイントを活用し、紛争鉱物対応の取り組みを継続的に強化しましょう!

Accurisがお客様の紛争鉱物プログラムをどのように支援できるかについて、詳しくはhttps://accuristech.com/solutions/parts-content-services/ までお問い合わせください。

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